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外壁塗装あれこれ!

外壁塗装を依頼する前に知っておきたいこと

外壁塗装を依頼する際は、業者にすべて任せる場合でも、ある程度の知識を身に付けておくことが大切です。知識があることで業者が正しい情報を伝えてくれているかを判断し、施工の良し悪しをご自身でも評価できるため、業者とより深い連携を取ることにより、満足度の高い施工に結びつきます。

こちらのページでは、静岡西部の塗装工事、外壁リフォームを請負う「リペイント」外壁塗装を依頼する前に知っておいていただきたい情報をお伝えしていきます。

塗料の臭い

油性のペンを使っていて、臭いが気になったことはありませんか?外壁塗装では油性のペンよりずっと大量の塗料を使用するため、作業中だけでなく、作業完了後も数日間は臭いが気になることがあります。

ご自身やご家族はもちろんですが、建物が密集している地域では、近隣への迷惑になる可能性も考えられます。外壁塗装では足場工事の騒音などの問題もあるので、基本的に塗装業者が近隣にごあいさつにうかがいますが、とくに迷惑がかかりそうなケースでは、施主様ご本人もあいさつ回りをしてもよいかもしれません。

塗料によって違う臭い

外壁の仕上げ塗装の塗料には、水性系と溶剤系の2種類があり、水性系の塗料は比較的臭いが気になりません。しかし、浸透力が弱いため、クラック(ひび)や欠けなど、傷みが多い壁には使えないケースがあります。

溶剤系塗料は浸透力が強いため、傷んだ外壁にも塗りやすく、速乾性なので工期が短いというメリットもあります。ただし臭いが強く独特なタイプなため、臭いに弱い方は注意が必要です。「臭いのも壁の傷みも気になる」という方は、溶剤系塗料の中でも若干臭いが少ない、弱溶剤タイプを選びましょう。

外壁の状態によって使用できる塗料とできない塗料があるので、業者に現地を確認してもらったうえで相談して決めることが大切です。塗料ごとの臭いの強さについても、お気軽にご質問ください。

仕上がりを決める大切な工程 下地処理

下地処理は、実際に塗料を塗る前に下地の状態を整える工程です。傷みを補修し、汚れなどの不純物を取り除くことで塗料の密着度が高まり、耐久性が向上します。外壁塗装でもっとも大切な工程は、下地処理であるといっても過言ではありません。この工程を丁寧に行っていなければ、どんなに質のよい塗料を塗ってもすぐに傷みが出てきてしまいます。

下地処理の項目
高圧洗浄 高圧の水流によって、既存の塗膜をしっかりと洗い流します。
クラック処理 ひび割れや欠けなどが生じている箇所を、丁寧に補修します。傷みの状態に合わせ、シーリング補修やUカットシーリング補修、樹脂注入など、いくつかの工法を使いわけます。
外壁浮き処理 経年劣化によって外壁材と下地を固定している釘などが取れている箇所があれば、ビス補修などを行います。
ケレン 鉄部などに錆が出ている場合、それを落とす作業です。樹脂たわしやペーパーなどでみがき、しっかりと錆を落とした状態で下塗り(錆止め塗装)を行います。

見積書の内容を読み解こう

見積書には、全国一律の書式があるわけではありません。それぞれの業者が独自の書式で記入しますし、頻繁に専門用語も使われるため、ぱっと見ただけでは内容がわかりにくい可能性があります。見積書の内容をすべて理解することは難しいので、お客様が見積書を見る際は、施工内容を把握することが最優先事項です。

見積書に記される主な項目には、次のようなものがあります。記入する項目名には業者によってばらつきがあるので、それに該当する内容があるかどうかを確かめましょう。これらの内容が含まれていない場合、追加料金を請求されたり必要な工程が省かれたりする可能性もあるので、作業内容を確認する必要があります。

記入項目 概要
仮設工事費用 作業用の足場を組むための工事費用
高圧洗浄・シーリング・
下地処置など
塗装前に下地を整えるための作業費
工事費用 塗装自体の作業費および塗料などの材料費
その他経費 廃材の処理費や維持管理費、事務経費、交通費など
この見積書は大丈夫?チェックポイント

見積書をもらったら、次のような項目をチェックしましょう。当てはまらない場合は注意が必要です。

使用する塗料などの材料は、メーカーや種類をしっかりと確認しましょう。これによって原価がかわるので、塗料の種類がわからなければ相見積もりをとっても意味がありません。

施工する面積の算出方法は業者によって異なるため、多少の違いはどうしても出てきます。しかし、面積が20%以上多かったり少なかったりする見積もりには、注意が必要です。単位や数量が明示されていなければ、見積書として意味がないのでそういったいい加減な業者は避けたほうが無難です。

知っておきたい専門用語

外壁塗装では、一般の方には馴染みのない専門用語が多数使われます。これらを知っておくことで、打ち合わせや見積書への理解が深まります。

ア行
アクリル樹脂塗料 光沢がよく、無色透明で保色性や耐水性、耐候性に優れた塗料です。ただし耐久年数は5~7年程度と短めなので、最近では使用される頻度が減ってきています。
上裏(あげうら) 建物を下から見上げた際に見える、屋根の裏側の部分です。軒天(のきてん)、軒天上(のきてんじょう)とも呼ばれています。
足場(あしば) 作業性を向上し、安全性を確保するために必要な鋼製の架設物です。足場の周囲には飛散防止ネットを張り巡らせ、高圧洗浄の水しぶきや塗料の飛散を防ぎます。
ウールローラー 繊維毛を使ったローラー塗装用の道具です。毛の長さによって長毛、中毛、短毛ローラーにわかれており、塗料の種類や下地、仕上げによって使い分けます。仕上がりが均一できれいな塗膜を形成できるため、近年では使われるシーンが増えました。広い面積の塗装に適しており、塗装面積が狭い作業には向いていません。
ウレタン樹脂塗料 ウレタン樹脂と顔料などを混ぜてつくられた塗料です。耐久年数が7~10年程度あり、柔らかく密着性が高いという特性があります。とくに木材との相性が非常によく、さまざまな用途に用いられます。
上塗り(うわぬり) 仕上げの塗装です。着色や吸水防止、耐候性の向上、光沢を与えるといった効果をもたらします。
ALC(エーエルシー) オートクレーブ(高温高圧蒸気)を使ってつくった気泡コンクリートです。軽くて断熱性や耐火性に優れており、屋根や床、内外壁によく用いられます。
エアスプレー塗装 コンプレッサーの圧縮空気で、霧状にした塗料をノズルから吹き付ける工法です。
エフロレッセンス コンクリートやモルタルが劣化し、表面にアルカリ成分が溶け出して白い結晶ができることです。雨水などの水分によって炭酸カルシウムや水酸化ナトリウムなどの成分が溶け出し、表面にしみだして大気中の炭酸ガスと反応すると、水に溶けにくい結晶ができます。
エポキシ樹脂塗料 耐水性や耐薬品性、密着性、高度に優れた塗料です。乾燥しても伸縮しにくいので、パテや注入材に使われます。
カ行
架設工事 外壁塗工事に必要な、足場や資材置き場などを設置する工事です。
クラック ひび割れのことです。とくに細かいものは、ヘアークラックと呼ばれることもあります。
ケレン 塗装作業の前に鉄部の汚れや錆、木部の古い塗膜などを除去する下地調整作業のことです。塗装面を滑らかにすることで、仕上がりや耐久性がよくなります。
コーキング 外壁とサッシの間など、部材同士の間や目地のすき間に充填する素材です。部材がぶつかるのを防ぎながら、雨水の浸入を防ぎます。シーリングとも呼ばれます。
高圧洗浄
(こうあつせんじょう)
高圧の水流によって、汚れや古い塗膜を洗い落とす作業です。塗料の密着性が高まり、仕上がりや耐久性が向上します。
サ行
下地処理(したじしょり) 下地が欠けたりひび割れたりしているところを補修し、調整する作業です。仕上がりと耐久性をよくするために重要な工程です。
下塗り(したぬり) 上塗り材と外壁材の密着性を高め、塗料の吸い込みを防ぎます。上塗り材の発色をよくするという役割もあります。
遮熱塗料
(しゃねつとりょう)
太陽熱を反射し、建物の表面温度の上昇を抑える効果がある塗料です。冷房の負担を減らすことができ、快適性の向上や光熱費の削減に貢献します。
シリコン塗料 10~12年という耐久性を持ちながら、比較的安価に施工できる塗料です。近年では外壁塗装の塗料として、非常に多く採用されています。
タ行
退色(たいしょく) 経年劣化によって塗膜が色あせることです。
耐用年数
(たいようねんすう)
塗膜の性能が維持できる期間です。
チョーキング 塗装面を触ると、手に白い粉がつく現象です。塗膜が劣化して粉状になったもので、白亜化とも呼ばれます。この症状が出たら、早めに塗装などの対処が必要です。
ナ行
中塗り(なかぬり) 下塗りのうえから上塗り材を塗る工程です。中塗りのあと、さらに上塗りを行って塗膜の厚みを確保し、補強します。
二液性塗料
(にえきせいとりょう)
塗装作業の直前に主剤と硬化剤を混ぜ、化学反応を起こさせて硬化させるタイプの塗料です。
ハ行
光触媒塗料
(ひかりしょくばい
とりょう)
太陽光を受けることで汚れを分解し、雨によってその汚れを洗い流す作用がある塗料です。空気を清浄化する作用もあります。当社で採用しているタイプは、耐久年数が非常に長い(20年以上)というメリットがあります。
フッ素樹脂塗料
(ふっそじゅしとりょう)
汚れがつきにくく、艶が長期間保てる最高級の塗料です。耐用年数も12~15年と長く、ビルのような大型建築物に多く採用されています。
マ行
目地(めじ) 部材と部材の間のすき間です。
モルタル セメントと砂、水を混ぜ合わせてつくる建材で、外壁にも用いられます。比較的安価で継ぎ目が発生せず、デザイン性に優れています。しかし、丁寧に施工する必要があり、劣化するとクラック(ひび割れ)が生じやすくなる場合も。
ヤ行
養生(ようじょう) 塗料による汚れから保護することです。ベランダや窓をビニールシートなどで覆ったり、足場を飛散防止シートで覆ったり、マスキングテープによって塗料の付着を防いだりする作業はすべて養生と呼ばれます。